数年前に、手品師とパブ経営者が手品のために硬貨に穴を開け、
硬貨変造で逮捕された事件があった。
それが引き金で、思わぬところで騒ぎが起こった。
この事件を伝えた番組で手品のタネ明かしをされたとして、日本の
マジシャン49人が2つのテレビ局に対し、197万円の賠償金の
支払いと謝罪を求める訴えを起こしたのだ。
因みにA局は、煙草が硬貨を貫通したように見せる手品のタネ明か
し。
B局は他の硬貨を使った手品のタネ明かし。
訴えた手品師らは「タネ明かしまでする必要はなく、貴重な秘密を
暴いた。暴かれた秘密は、マジシャンにとっては財産だった」と語
っていた。
確かにこのタネ明かしによって、開発や鍛錬に費やした時間がムダ
になったのかもしれない。
ただ賠償金は一人頭、約4万。
今にして思えば、マジシャンを覆う謎がタネに続き、また1つ明か
されたような気のする訴訟に思える。


